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<2005年8月号>

 

講座申し込み受付中

 

 ■養成科 後期特別入学の募集  (→詳細はこちら)

  当校の養成科は全日制の1年コース。
  前期は理論、後期は実習が中心のカリキュラムです。
  今回、特別に後期のみの学生を募集します。

 

 ■日本語教育能力検定試験直前総まとめ講座  (→詳細はこちら)

 概要: 日本語教育能力検定試験の膨大な試験範囲の中から、特に重要な
      項目を分かりやすく解説。
 日程: 2005年9月10日(土)〜9月11日(日)/(全2回)
 時間: 10:00〜13:00、14:00〜17:00
 
 料金: 15,000円  

海士町サマーコース in 隠岐島、
無事に終了しました!

2005/07/01〜07/22にかけて、フランスのパリSNGが企画したサマーコースが
行われ、無事に終了いたしました。以下は引率して頂いた森先生によるレポートです!

■とにもかくにも日本贔負。何が何でも日本贔負。箸が転がっても、雷が落ちても、日本贔負。というような人達をフランス語では『タタミゼー(Tatamiser)』というのだそうだ。そのタタミゼーが7人(男4人女3人)やって来た。
 パリSNGの初仕事である。
 トマ君(18)は、以前日本へ来たことがあるという。あちらこちらで色々な体験をしたようで大いに自信たっぷりに『唯我独尊フランス野郎』といった趣で一人で歩きたがって東京でも、地方でも群れをはずれた行動をとる。知的好奇心のかたまりだ。その結果、他の六人から「トマーッ!、トマーッ!」と捜されて呼ばれ続けた。「典型的なフランス人と思われるかもしれませんが、フランス人たって、千差万別ですよ。1民族的な日本人とは違います」
 グレゴワール君は、皆がパリからと自己紹介をする時に、彼は誇らしげにフォンテンブローから来ましたといった。ごつい体をしているが、何と隠岐ノ島に1週間の滞在中に、先生の指導宜しきを得て、三味線を何とか爪弾(つまび)けるようになった。中学生から贈られた手ぬぐいが、余程気にいったのか、旅行中鉢巻きにしっぱなし。海士中学校の体育館で中学生相手に竹刀を振り回した時のサマになっていたこと! 巌流島の武蔵さながら。鉢巻きのお陰である。
 三味線といえば通訳として参加した隆二君(隆秀校長の次男)は、元々筋が良かったのか、お別れパーティーの余興で民謡の伴奏を熟れた手つきで弾いたのだった。お神楽に見入りながらお囃しの太鼓の複雑なリズムに膝を叩いて合わせていた隆二君。今秋からパリの大学へニューカレドニア政府の奨学金を得て音楽留学するという。
 来日初夜バカロレア(フランスの大学入学資格試験)合格の知らせを受けて、皆から祝われた最年少のクレモン君(17)は蚊とんぼのように痩せてはいたが筋肉質で、しなやかな体の動きを見せて小/中学生とバレーボールなどを楽しんでいた。いす取りゲームのような子供っぽい遊びにも、ゲーム万端、積極的に、真剣に、全身全霊を投入して参加する姿が好感を呼び、生徒達を沸かせた。
 最年長といってもたかだか38才だが、すっかり落ち着いて大人(たいじん)の風格を見せていたのがジャック氏。極真流の空手の先生である。というわけで、板の間に正座するなどは自家薬籠中のもの。出雲大社参殿の際の、祝詞奉告・神楽奉納の小一時間。まんじりともせず正座!
 畳の上の正座でさえも5分と持たない小生、兜を脱いだ。宗教についても天台だ、真言だ、神道だと知識を披露する。半端じゃない。このような話題に飢えていた私はのめり込んだ。
 女性は3人。ひときわ大柄なのはマルレーヌさん。講堂にあるピアノを見いだして近づき、いきなりドビュッシーの『亜麻色の髪の娘』を弾いたので、海士小・中でのお別れ会で『故郷』の伴奏を頼まれて華麗な演奏を聴かせてくれたのだった。海で泳いだある晴れた日の午後の1時間ほどで、真っ赤に日焼けして翌日には、背中一面、日膨れetc。せっかく訪れた玉造温泉(鳥取県)も湯に入るどころか、眠るのもやっとの痛さと苦しさに悩まされるハメになった。「フランスと日本の太陽光線(紫外線)はこんなにも違うのか」と、みんなが合点した事件だった。が、水平線に沈むトマトのような入り陽に『日本の太陽はフランスより大きい』と感嘆しきり。
 エレーヌさんは剽軽(ひょうきん)だ。これは副校長も言っている。通りすがりに背中をちょっとつついたりするのだそうだ。ちょっと目が合うと、肩をすぼめたり(これはフランス人なら誰でもやりそうなジェスチュアだが、エレーヌさんのは小振りで瞬間的なのである)、何気ない笑顔で、意思疎通を図る人でもある。私を盗み見して漫画チックにスケッチした絵のその端に小さくサインをしてくれた。
 エディタさんは、ポーランド系だと聞いた。今回の学生たちがみんな勉強好きなことは良くわかるが、エディタさんは顔つきからして学者的。じっくり見て帰ろうといったタイプに見受けられた。何でも積極的に全員が参加した今回の『夏期教室』だが、ただ1度彼女ら2人が拒絶したものがある。『野焼き(焼き蒲鉢)』体験である。飛び魚のすり身を練って串に巻きつけて炭火で焼くのだが、その「生臭さがやりきれない」と『鰻の寝床』の工場を素通り、通り抜けた裏通りで雑談しながら1時間待ち。
 とにかくタタミゼーの7人、日本の田舎を満喫したのである。

  
  

(月刊誌7月号より)

*参考:2005/05 サマーコース受付案内



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新宿日本語学校
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-9-7
電話:03-5273-0044 ファックス:03-5273-0018

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