上級レベル

上級

日本人とのコミュニケーションが支障なくできるレベルを目指します。

実生活で日本語を使ったコミュニケーションにほとんど不自由しない学生を対象に、小説や評論はもとより、経済や政治に関する新聞記事、歴史や現代を考えるドキュメンタリーなどあらゆるジャンルの日本語を教材として取り入れています。学生の自主性が重視され、ラジオドラマの制作、テレビ番組制作などのプロジェクトワークを通し、あらゆる場面での日本語の運用力を身につけます。
上級レベルは卒業後の進路によって、2つのコースに分かれます。

一般コース

上級1

対象レベル：N2(JLPT)/B2(CEFR)合格相当レベル

目標

・新聞を含め、様々な文章を読んで、内容の大意を読み取れる。
・あまり複雑ではないニュースなら聞き取れる。
・身近な社会の問題について話合いができる。
・文章を短くまとめるメモが書け、書き言葉を使っての文章が書ける。

自宅学習時間（目安）：1～２時間/日

上級2

対象レベル：N2～１(JLPT)/B2～C1(CEFR)合格相当レベル

目標

・日本人の高校卒業程度。新聞、ラジオ、テレビなどから入ってくる情報のほとんどは理解でき、自分の考えも伝えることができる。
・専門学校や大学の授業を受けることが可能。

自宅学習時間（目安）：1～２時間/日

上級3

対象レベル：N1(JLPT)/C1(CEFR)合格相当レベル

目標

・日本人一般成人が読むものが正しく理解できる。
・伝えたいこと、表現したいことを、目的に適った文体、語彙、形式で書ける。ニュース、ドラマなどTV番組が理解できる。
・日本人同士の自然な会話がほぼ理解できる。自分の言いたいことが、敬語も含め適切に話せる。
・大学院、大学、専門学校に進学した場合、日本人学生とほぼ同等に学習できる日本語力を身につける。

自宅学習時間（目安）：1～２時間/日

進学コース

上級1進学

対象レベル：N2(JLPT)/B2(CEFR)合格相当レベル

目標

・新聞を含め、様々な文章を読んで、内容の大意を読み取れる。
・あまり複雑ではないニュースなら聞き取れる。
・身近な社会の問題について話合いができる。
・また、文章を短くまとめるメモが書け、書き言葉を使っての文章が書ける。
・明瞭で標準的な話し方であれば、日常の話題、知らない言葉があっても類推し要点を理解できる。

自宅学習時間（目安）：1～２時間/日

上級2進学

対象レベル：N2～１(JLPT)/B2～C1(CEFR)合格相当レベル

目標

・大学・大学院の日本語の授業にある程度ついていくことができる。
・日本人の高校卒業程度の日本語力を身につける。

自宅学習時間（目安）：1～２時間/日

上級3進学

対象レベル：N1(JLPT)/C1(CEFR)合格相当レベル

目標

・大学・大学院の講義が理解できる。
・日本人学生とほぼ同等に学習できる日本語力を身につける。

自宅学習時間（目安）：1～２時間/日

オプションクラス

• 漢字クラス
• 日本語能力試験対策コース
• 日本留学試験対策クラス